2021年7月に開催された東京オリンピック。
無事、日本国内での開催を終えましたが、準備段階から終わった後まで問題が続発。
準備段階では何人もの責任者が辞任になり、開催中も脱走者や閉形式などの問題も。
さらに終わったあとに金銭授受などの問題も明らかになり、『もう体力はゼロよ』状態に。
今回は、そんな東京オリンピックの問題についてまとめてみました。
【保存版】東京オリンピックの問題一覧

無事、乗り切った?東京2020オリンピック。
そんな東京オリンピックですが、準備段階から開催の延期。
また各責任者の問題が発覚したりと、問題が続出していました。
こちらが問題の一覧です。
すでに忘れられつつある問題から記憶に新しい問題をまとめました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①エンブレム類似問題
まずはエンブレム類似問題から見ていきましょう。
2015年7月、公募コンペで選ばれた佐野研二郎さんのデザインが公開。
しかし、ベルギーのリエージュ劇場のロゴと類似していたことや、展開例写真がインターネット上からの無断転用だったこともあり、批判やバッシングが相次ぐことに。

左が佐野研二郎さんデザインのエンブレム、右がリエージュ劇場のロゴです。
結局このエンブレムの使用は中止となり、再公募による新エンブレムのデザインを募集。

東京都在住のアーティスト・野老朝雄(ところあさお)さんの作品が採用されました。
②新国立競技場のデザイン変更問題

2012年11月、東京オリンピックとラグビーワールドカップの開催予定会場として、新国立競技場のデザイン国際コンペが行われました。
そこで女性建築家ザハ・ハディッドさんが選ばれ、その斬新なデザインが話題に。
しかし、3000億円もの膨大な建築費がかかることが判明。
当時の首相である安倍首相は、建設計画を白紙にすることを決断しました。

急遽デザインを公募し、応募があった2案のなかから建築家・隈研吾さんのデザイン案に決まりました。
③マラソンが札幌へ移動問題

2019年11月、東京オリンピックのマラソン・競歩の開催地が札幌に変更されることが決定。
IOCによる急な変更の理由は、「東京が暑すぎるから」というもの。

景色に何もないから走るのがしんどい
東京には名所がたくさんあるけれど、これだけ景色に何もないのは実況泣かせ
札幌だって夏はけっこう蒸し暑いから大変でしょ
またコンパクトをコンセプトとした東京オリンピックのため、首都圏で出来ないのはどうなんだ?という声も
様々な意見がワイドショーなどで飛び交い、波紋を呼びました。
④ボランティア問題

ボランティア問題について見ていきましょう。
東京オリンピックにあたって大会組織委員会は運営を支えるボランティアを募集。
めったにない機会ということもあり、たくさんの人が応募、約8万人が採用されました。
しかしこのボランティア、内容がブラックであると批判の声が。
- 医療スタッフや通訳などのプロであっても「無償」
- 原則10日以上稼働
- 交通費や滞在費は自己負担
また、ボランティア募集の途中からタウンワークなどでもまったく同じ案件を「時給1600円」で募集。
「不公平では?」といった批判が相次ぎました。
⑤IDパスワード流出問題
東京オリンピックのチケット購入者とボランティア計10人分のIDやパスワードなどが、インターネット上に流出していたことが判明。
大会組織委員会のシステムへの不正アクセスは確認されていないものの、何者かが個人情報を暴露するサイトに掲載していたとみられています。
⑥小山田圭吾さんのいじめ問題

東京オリンピック開会式の作曲を担当していたミュージシャンの小山田圭吾さん。
過去のいじめ問題が発覚し辞任となりました。
発覚から辞任までの流れはこちら。
- 過去の雑誌で同級生や障害者に対するいじめ発言が発覚
- 小山田圭吾さんや組織委員会への批判が広がる
- 小山田圭吾さんは謝罪文を出し、組織委員会は続投させる意向を示す
- 批判は収まらず小山田圭吾さん辞任
⑦のぶみさんの過去の問題

東京オリンピック・文化プログラムに参加予定だった絵本作家・のぶみさん。
過去の不適切な言動が発覚し、参加を辞退することになりました。
- 中学生の頃に腐った牛乳を担任教師に飲ませた
- 専門学校時代に授業のやり方に腹を立て、女性教員を恫喝した
先天性疾患を持つ子供や親に対する不適切な発言
組織委員会はこのような言動について、「報道を通じて知り、本人に話を聞いて辞退となった。」としています。
⑧ウガンダ選手脱走問題

東京オリンピックの事前合宿で、大阪に滞在中のウガンダ人選手が脱走するという問題も。
「生活の苦しい国には戻らず、日本で仕事をしたい」
ウェイトリフティングのジュリアス・セチトレコ選手は、このようなメモを残し所在がわからなくなりました。
脱走から4日後、ジュリアス・セチトレコ選手は三重県内で見つかり7月21日帰国の途に就きました。
⑨コンドー ム問題

今回のオリンピックは濃厚接触禁止が徹底されています。
しかし、今回もこちらが配られるようで一部ネットでは【一体なぜ配る必要があるのだ?】と話題になりました。
⑩開閉会式のディレクターの小林賢太郎さんを解任

小林賢太郎さんはオリンピックの開閉会式のディレクターをされていました。
そんな小林賢太郎さんですが、過去にお笑い芸人さんだったようで、その時に差別的なコントをされていた過去が判明。
その結果、オリンピック直前に小林賢太郎さんは辞任をすることになります。
⑪開会式がダサすぎると話題に
無事に開幕した東京オリンピック。
ただ、一部では開会式がダサすぎないか?と批判がありました。
ちなみにコチラは当初、開会式などを担当していたMIKIKO案となっています。
任天堂などが登場したりと、世界で活躍するキャラクターも多く登場していたりと、絶対にコチラのほうが良かったという声が多く挙がりました。
⑫閉会式がダサすぎると話題に
閉会式も批判がされています。
日本では有名なアーティストが出演をしていましたが、やはり世界に発信するとなるとインパクトも薄く。
海外の選手は呆れている方もいたようで、予算をかけた割にしょぼくない?という声も多く挙がったようです。
⑬金銭授受の問題
13個目が金銭の授受があったというコトです。
高橋治之元理事がAOKIから金銭授受をしていたんだとか。
賄賂の疑いが持たれている約4500万円とは別に、AOKIHD側が2億3000万円を元理事側に送金していたことが関係者への取材で判明
まとめ
準備段階から問題続出、東京オリンピックの13個の問題についてまとめました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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